雨漏りの原因とは?

query_builder 2023/02/08
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雨漏りというと屋根から起こるイメージがありますが、実際には壁から起こる場合もあります。
屋根に限定されないとなれば、原因を突き止めるのも難しいですよね。
そこで今回は、雨漏りの原因について見ていきましょう。

▼雨漏りの原因
■屋根からの雨漏り
屋根には頂上や縁をつなぐために「板金」と呼ばれる建築資材が用いられています。
これは、屋根板の接合部から雨水や害虫が入ってくるのを阻止するためのものです。

屋根からの雨漏りは、この屋根板金に何らかの異常が生じたと考えていいでしょう。
屋根板金はくぎで打ち付けられていますが、7年から10年ほど経過すると劣化によってくぎが浮いて抜けてきます。
くぎが抜けることで屋根板金が浮き上がるため、ここから雨水が浸入してしまうのです。
ひどい雨漏りがする場合は強風によって屋根板金が飛んでいってしまっていることもあるため、早急な点検が必要です。

■壁からの雨漏り
住宅の壁面には、窓やドアといった建具が取り付けられています。
そんな壁からの雨漏りは、窓やドアの縁に施されたシーリングの劣化が主な原因です。
窓やドアを取り付けるにあたっては、外壁との間に隙間が生じないようにシーリング剤が詰められています。

シーリング剤は樹脂で出来ており、年月の経過とともに硬くなって柔軟性を失っていくのです。
柔軟性がなくなれば隙間ができ、そこから雨水が浸入してしまいます。
壁から雨漏りがする際は、窓やドアの隙間のシーリング剤が劣化していないかどうかを確認してみてくださいね。

▼雨漏りに気づいたら早めに対処を
屋根にしても壁にしても、雨漏りを発見したら早めに対処するのが肝心です。
そのままにしておくと雨漏りの範囲が広がり、住宅におよぼす影響が大きくなってしまいます。
雨漏りの修復で屋根に上がる際は危険を伴いますので、プロにお願いするのが安心です。

▼まとめ
雨漏りは何が原因で起こるのかについて、屋根と壁の2つをもとにみてきました。
早く対処をすればするほど住宅への被害を食い止められますので、雨漏りに気づいたらすぐに対応したいところですね。
弊社は松阪市を拠点に、注文住宅の設計・施工を手がけております。
雨漏りの修理にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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